皆さんこんにちは、僕はスタジオでカメラマンを行っているものです。主に成人式の前撮りなどを撮影しています。
今回は、カメラ初心者さんへ向けてモード設定について詳しく説明していきます
モードって何?
まずはじめにモードとは何かについてです。
上のダイヤルを見たことがあると思います。これがモード設定です。ダイヤルを回す事でカメラマンがどこまで自分の意志を写真に反映できるかを調節できるようになります。
詳しい説明
A+・(📷auto)・(AUTO)モード
CANONはA+、NIKONは(📷AUTO)、SONYは(AUTO)
カメラメーカーによって表記の仕方は違いますが、基本的に仕様は同じです
このモードはカメラが全自動で写真の明るさ色合いを全ての設定を行います。カメラマンはシャッターボタンを切れば良いだけです。
しかし、逆を言えばカメラマンの意志を反映させることはできません。まぁほんの少しができますが、できないと言っても過言ではないです。
Pモード
Pモード、正式名称は(プログラムオートモード)です。
Pモードはどのメーカーも同じ表記です。
この設定は絞り、シャッタースピードをカメラが設定してくれます。その他の設定は自分で行えるので、感度が上がりすぎた時に起こるノイズを意図的に少なくすることができます。簡単に言えばISO感度を自分で設定することができます。
AUTOモードに比べると自分で設定を変更することはできますが大部分をカメラ側が設定する為、意志を反映させることは少し難しいでしょう。
TV・Sモード
CANONはTVモード、NIOKON・SONYはSモードど表記されています。
正式名称は(シャッタースピード優先モード)です。
この設定はシャッタースピードと、ISO感度を自分で設定する事ができます。
その他の絞りはカメラが明るさに応じて自動調整してくれます。
この設定を使えばある程度自分の思ったような写真を撮ることが出来ると言えるでしょう。
シャッタースピードを自分で変更できるので、わざと被写体をブラしたり、水しぶきなど人間が目で追えないスピードの物体をしっかりと捉える事ができるようになります。
AV・Aモード
CANONはAVモード、NIOKON・SONYはAモードど表記されています。
正式名称は(絞り優先モード)です。
この設定は絞りと、ISO感度を自分で設定する事ができます。
その他のシャッタースピードはカメラが明るさに応じて自動調整してくれます。
Sモードと同じイメージでいてもらって大丈夫です。
絞りを自分で変更できるので、背景のボケ具合を自分で調節できるようになります。
Mモード
Mモード、正式名称は(マニュアルモード)と読みます。
Mモードではすべての設定を自分で決める事ができるようになります。
絞り、シャッタースピード、ISO感度を変える事で写真の仕上がりを思いのままにする事だできます。
Mモードを使いこなせるようになれば1人前のカメラマンと言っても良いでしょう。
それぞれのモードまとめ
その他のモード
上記であげたモード(P・AV・TV・M)+(AUTO)以外にメーカー毎に様々なモードがあります。
ここで全てのメーカーのモードをあげるのは難しいので一部を紹介しします。
C1、C2、C3モード
C1~C3のモードは簡単に言えばMモードと同じです。
Mモードがそんなにあってどうするの?と思うと思います。あくまで簡単に説明したらの話です。
C1の(C)とはチャンネルと言う意味です。この1~3のチャンネルにカメラの数値(絞り、シャッタースピード、ISO感度)を覚えさて置くことが出来ます。
例えば室内撮影などの外の光の影響を受けない場所での撮影など、1つ1つ数値を合わせる必要がある場面であらかじめ覚えさせた数値をダイヤルを回すだけでその数値になります。
Cモード設定の仕方
下記のものはCANONの設定方法です。
まずカメラのMモード(マニュアルモード)で設定したい数値に設定します、その後写真の手順に進んでください。メニューボタンで下の内容を開きます。
流れに沿って行けば設定は完了です。
Cモードは撮影の手間を省く事ができるのでスタジオ撮影では重宝される事があります!
SCNモード
簡単に言えばシーンに合わせた設定をカメラが自動で行ってくれるもので、メーカーによってはこのモードに面白い設定が入っている時があります!
家電量販店展などでこのSNCモードを見てみると面白いですね。
まとめ
今回はモードダイヤルについて説明をしていきました。撮りたい状況に合わせてカメラが設定してくれる事は便利ですが、Mモードを使える様になるとカメラの世界がわかる様になると思います!
カメラ上達の1歩として、まずはPモード→TVモード・AVモード→Mモードの順で使っていくと、上達はかなりのスピードで進むことでしょう。
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