これだけは覚えておきたい!!カメラ用語一覧(初級編)

カメラ用語、写真用語の数はとてつも無く多いです。

1つ1つ調べていては日が暮れるほどに、なので今回はカメラの撮影で覚えておく必要がある内容を一挙にまとめてみました。辞書みたいな感覚で使って下さい

気になった目次から飛んでもらえれば、困ったことも解決です!

カメラ本体

デジタル一眼レフカメラ

カメラの中には鏡(レフ)が存在します。レンズから入ってきた光を鏡に反射させてファインダー(覗く部分)に映す仕組みが備わっているカメラ。レンズの着脱ができる。

デジタルミラーレス一眼レフ

一眼レフカメラに存在した鏡が無くなってレンズから入ってきた光をデジタル化して見える状態にする仕組みを持つカメラ。レンズの着脱ができる。

フィルム一眼レフカメラ

カメラにフィルムを装着して使うカメラ。フィルムの着脱以外は基本的に一眼レフカメラと構造は同じ。

デジタルカメラと違い撮影してすぐにとれた写真を確認する事はできない。レンズの着脱ができる。

コンパクトデジタルカメラ

一眼カメラと違いレンズの着脱ができず、カメラとレンズが一体化したカメラ。

レンズ

ズームレンズ

レンズを回す事でズーム(拡大)ズームアウト(縮小)を行う事ができるレンズ。

単焦点レンズ

ズーム機能の無いレンズを言います。ズームレンズに比べて背景をぼかした写真を撮れるレンズ。

焦点距離

一言で言うと、『レンズに写せる範囲』を差します。

厳密に言うと少し違いますが似た様なもの、〇〇mmと表記されており数字が低い程広い範囲を、高い程狭い範囲を撮影できます。

広角レンズ

一般的に焦点距離40mm以外を広角と呼びます。

標準レンズ

一般的に焦点距離50mm前後を標準と呼びます。

望遠レンズ

一般的に焦点距離70mm以上を望遠と呼びます。

イメージセンサー

デジタルカメラで光を電気信号に変換する機能を持つ部分。人間の目で例えると網膜のようなもの。

フィルムカメラではフィルムがイメージセンサーの役割を果たしています。

中判、フルサイズ、APS-C、マイクロフォーサーズ、1型、1/2.3型、以上かカメラのセンサーになりますが、中判、1型、1/2.3型はカメラとして少ないので割愛します。

フルサイズ

フィルムカメラでは35mmフィルムと言う大きさのフィルムを使用していました。その35mmフィルムと同じ大きさをセンサーをフルサイズとよびます。

APS-C

フルサイズを基準として2分の1の大きさのセンサーです。

フルサイズに比べて暗い場所での撮影が苦手なことや、フルサイズ用のレンズをつけた場合、焦点距離が1.5倍から1.6倍になります。

例)50mmレンズをつけた場合 50mm×1.5=75mm

マイクロフォーサーズ

フルサイズを基準として4分の1の大きさのセンサーです。

センサーが小さくなる分暗いところでの撮影は苦手になります。フルサイズ用のレンズをつけた場合、焦点距離が2倍になります。

例)50mmレンズをつけた場合 50mm×2=100mm

カメラの設定について

撮影するために絞り、シャッタースピード、ISOの数値を変えて撮影を行います。

絞り(f値)

レンズの中にある絞り羽を開いたり閉じたりしてレンズに入る光の量を調節します。

開閉度合いを(f〇,〇)と表されます。

開いている場合数値は小さく、閉じている場合数値は大きくなります。

数値を変えると起こる現象

絞り(今後f値と呼ぶ)を変えるとどの様な事が起こるのか。

f値が小さい(1.8や2.8など)と背景をボカす事ができ、写真は明るくなる。

f値が大きい(8や9など)と背景をより鮮明にする事ができ、 写真は暗くなる。

シャッタースピード

カメラが光を取り込む時間を設定して明るさ調節します。

時間を(〇〇s)と表される

遅い場合は整数(1や30)で、早い場合は分数で表される。

例) 遅い場合1s=1秒、30s=30秒

例) 早い場合1/60s=0.017秒、1/4000s=0.00025秒

数値を変えると起こる現象

シャッタースピード(今後ssと呼ぶ)を変えるとどのような事が起こるのか。

ssが早い(1/500や1/1000など)と速く動いているものに対してブレる事無く撮影する事ができる。しかし写真は暗くなる。

ssが遅い(1sや30sなど)と星空などの普段肉眼などでは見れない物を撮影する事ができる。しかし写真は明るくなる。

ISO感度

入ってきた光をカメラで増幅する数値を指します。

数値は(ISO〇〇〇)と表される

数値を変えると起こる現象

ISO感度(今後ISOと呼ぶ)を変えると何が起こるのか

数値が低い(ISO100やISO200など)と写真は暗くなる。

数値が高い(ISO6400やISO12800など)と写真は明るくなる。また高い時に限って荒い写真に仕上がる。

常用ISO感度

カメラには常用ISO感度と言うものがあり、【ISOいくつまでなら上げても荒い写真にならないよ】と言う値である。

ノイズ

ISOを上げた時に出る荒さをノイズと言う

画像を拡大してみるも一目瞭然だと思います。

ホワイトバランスと色温度

ホワイトバランス

ホワイトバランスとは白を偏りのない色にするための割合を示します。

人間の目はかなり優秀なので、どんな場所でも白い物は白色と認識する事がでますが、カメラはそうもいきません。

快晴の元で見る白、曇り空の元で見る白、夕日の元で見る白、カメラには全て別の色に見えるわけです。

そこでカメラに色温度と言うものを入れて、カメラに白はこれと覚えさせるのです。

色温度

光にはそれぞれ色温度、と言うものが存在します。イメージしやすいのは(暖色・寒色)などです。

色の温度を指します。これは【ケルビン(K)】と表され、

数値が高いと青色に色に、数値が低いとオレンジ色になります。

例) 晴天の空は約5500k、曇空は約6500k、快晴の空は7500k

例) 蛍光灯は約4200k、白熱電球は約3000k、ろうそくの火は2000k

カメラではこの色温度に逆の色温度を当てて基準となる白を作ります

白熱電球の下で白い紙を撮るとオレンジ色になってしまうので、反対側の青色を入れて中間の白作るのです。

次回は…

次回はカメラの設定(内部の設定)について詳しく書いていきたいと思います!

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