こんにちは今年でカメラマン歴7年目になるマキと申します。主にスタジオで七五三や赤ちゃん成人式などの撮影を行っています。
さてさて、カメラの進化は日進月歩で進んでいます。高速連写性能は驚きものですが、人物撮影で高速連写を使っている人、正直カメラの上達はしていないかもしれないですよ
詳しく説明していきます。
上達の妨げになる理由
結論から言うとシャッターをきった理由を説明できなくなるからです。
連写や何度もシャッターをきって撮った写真の中に自分の意図があって撮った写真は何枚あるでしょうか。写真に自分の思い(意図)が入っていないと言うことはカメラマンの写真と言うよりカメラに撮らされた写真になっているでしょう。
仮に100枚シャッターをきったとすると何枚使える写真ですかもし半分以上消しているなら時間がもったい無いし、被写体にも失礼です。せっかく撮ったのに捨ててしまう訳ですから。
何のための連写なの?
高速連写はカメラメーカーが他社と競争するための一つでしかありません。
高速連写を使いたいならもう動画を撮って一部を切り取って写真にした方が良いと思います。動画も写真と同じように1秒間に何枚も写真を撮って繋げたもの、なので高速連写をしている事と同じことなんです。
一見、一眼カメラとビデオカメラは別物のように思えますが、同じところが多い。そもそもビデオカメラは一眼カメラから派生して生まれたものですから元は同じなのです。
上達に必要なこと
上達に必要なことそれは、あなた自身が何を撮りたいのか明確にすることです。
カメラの性能は日々進化していて、どんな素人だってボタンを押せば写真を撮ることができます。
ただシャッターをきっている人と、1枚1枚を考えながらシャッターをきっている人、どちらが成長するか言うまでもないですよね。また、連写なんてもってのほかです。
ポートレートを撮るなら被写体との呼吸、風景を撮るならあなたが綺麗だと思った瞬間にシャッターをきることができるがとても大切なことになります
風景写真でご飯を食べている人はその1枚の写真を撮る為に多くの時間をつぎ込むのですから、連写で撮れた写真とは全然違います。
人物を撮影すると言う事
私は子供や成人式の前撮りを専門に撮影しているのでその話をしていきます。
「ポートレート撮影は自分ひとりで作るもので無い」当たり前の事ですが最も重要なことです。
相手が子供であっても大人であっても基本は一緒、コミュニケーションがとても大切です。被写体の笑顔を引き出すのはカメラマンの仕事。笑ってとお願いして撮れた写真に満足しているのでは今後厳しいです。ずっとカメラマンをしてきて思いますが、人は笑顔だどんな人でも美しい写真が撮れると思っています。どんなにきれいな化粧などしても笑顔と言う加工には勝てません。
その笑顔逃したくないから連写で何枚も撮る。でも結局はその内は残るのはほんの数枚だとすればせっかく笑顔をしてくれた被写体に失礼ですよね。
まとめ
シャッターの枚数を気にしながら撮りましょうと言いう事です。
色々厳しい話をしてきましたが、最終的には撮影しているあなた自身【撮影楽しめていますか?】【初心忘れていですか?】ポートレートは特に撮影している人の気持ち、被写体に伝わります。
カメラマンが納得楽していない写真、なんと無くとった写真、全て被写体の表情に写真に現れます。楽しんで写真を撮っていきましょう。
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