最近ストリートフォトグラファーと呼ばれる人たちが増えてきていますね 自分もやってみたいなーと思う事あると思います。でもカメラ高いしなーなんてでもそれ必要ないかも!?
そもそもカメラって何がいいの?
一眼カメラと携帯のカメラとどう違うのかと聞かれてさっと答えられる人はどれくらいいるでしょうか。 なんとなく違うのは分かるけど詳しくは答えられない事がほとんどだと思います、では一体何が違うのでしょうか
一眼カメラと携帯カメラの違い
まずはカメラの構造をざっくりと説明しています。カメラには『イメージセンサー』と言う光を取り込むセンサーが付いています、これは携帯も同様ですね。カメラのレンズから入ってきた光がこのセンサーに当たる事でイメージセンサーが光を取り込み取り込んだ光の量で写真を作り出しています。すべてのカメラはすべて同じ仕組みになっています。なので光を取り込む量が多いと真っ白くなり、逆に少ないと真っ黒の写真が出来上がります。これがよく言う(白飛び)(黒つぶれ)ですね。
このイメージセンサーは多きれば大きいほどより光を沢山取り込めるので明るい写真が撮れます
イメージセンサーの種類
イメージセンサーには決まった決まった大きさがあります
- 1/2.3型
- 1型
- マイクロフォーサーズ
- APS-C
- フルサイズ
このセンサー1/2.3型が一番小さくてフルサイズが一番大きくなります。携帯についてるセンサーは一番小さい1/2.3型になります、対してカメラに搭載されているセンサーは基本的にはマイクロフォーサーズから上のものが多くなっています。
大きさによるメリット
センサーのサイズが大きい事によるメリットはたくさんあります。
- 光を取り込む量が多くなる
- 広く撮れる
- ボケ感を出せる
光を取り込む量が多くなる
前述でもお伝えしましたが、光を取り込む量が多ければその分写真も明るくなります。例えば薄暗い部屋で写真を撮る時に携帯だと暗い部分がガサガサしている様に見えた事無いですか?これがノイズと言うのですがセンサーサイズが大きければこのノイズも出にくくなりますし細部までより鮮やかにあたります
広く撮れる
センサーサイズが大きければより広い範囲を撮ることができます。例えば狭い部屋で写真を取る時に同じ焦点距離のレンズを使ってもフルサイズ比べてaps-cやマイクフォーサーズのカメラは写せる範囲が狭くなり全体を移したいのに入らないやレンズをわざわざ交換する必要が出てきます。フルサイズに比べてspa-cは1.5倍(Canonは1.6)マイクロフォーサーズは2倍写真が大きくなると思って下さい、そう聞くとかなり違いを感じますよね。
ボケ感を出せる
センサーサイズが大きければボケ感をしっかり出す事ができます。これは付けるレンズの開放値にもよりますが、センサーが大きいと焦点距離の大きいレンズを付ける事ができレンズから写し出された像をしっかり捉える事ができます。そうする事でピントが合う位置とその前後の差が生まれてボケが出る様になるのです。
大きさによるデメリット
センサーサイズが大きい事はもちろん良いことだけではありません。
- カメラが大きい
- カメラ、レンズが高額
- 持ち出す回数が減る
カメラが大きい
センサーサイズが大きい場合性能的なメリットは増えますが、物理的なデメリットが顕著に現れてきます。その中でも代表!っと言っても良いほどのものはカメラが大きくなるという事です。他よりも大きいセンサーを使用しているのですからその分カメラ自体も大きくなります、もちろんカメラ大きい分重さがかなり増えて行きます。また、カメラにあったレンズを付けるとなるとさらにレンズ分重さがます様になります。
カメラ、レンズが高額
以前のカメラ選びのブログでもお伝えしましたが、フルサイズのカメラの全てがミドルクラス〜ハイエンドクラスのなります。当然金額は20万〜物によっては50万以上する事もあります、平均して約30万だとしてプラスレンズも必要になってきます。カメラに合ったレンズを考えると50万なんて金額は消し飛んでしまう程です。
じゃあaps-cのレンズを付ければ良いのでは?と考えるかもいると思います。しかし実際フルサイズのカメラに小さいカメラ用のレンズを付ける事は出来ますがもちろんフルサイズのカメラ性能を引き出すのはフルサイズ用のレンズと言うわけでです。
持ち出す回数が減る
最後のデメリットは持ち出す回数が減ってしまう事です。
ここで携帯のカメラのメリットを伝えるなら小さくていつでもさっと出せる事です。それとは逆に重いカメラともなれば、いろいろ考えるだけで持っていくのが面倒になり出番は格段に下がるでしょう。
携帯のカメラ性能は?
このメリット、デメリットさっと考えただけでもそれぞれ3つは簡単に出てきます、では携帯のカメラ性能はどうでしょうか。
正直な話携帯のカメラでは一眼カメラと戦う事は出来ません。明らかに一眼カメラの方が画質が良いですし暗いところでの撮影となればかなり難しくなってしまいます。背景のボケも携帯で自然に撮る事は出来ません。
『ここまでセンサーサイズが大きい事はいい事じゃないや、携帯でもフォトグラファーにははれるなどと言っておいて結局カメラの方が良いのかよ!』と思われたと思いますが安心してください、そうでは無い事をこれから説明します。
携帯カメラの良さ
ここまで説明しましたが前提としてある程度の携帯のカメラ性能は求められます。とは言っても今出ているiPhoneやGooglepixelなどの商品は文句なしの物がほとんどです。カメラには画素数と言うものが存在します。画素数は簡単に言ってしまえば画質を数値化したものと思って下さい、この画素数が高ければその分画質も上がります一眼カメラのが画素数はどれくらいなのでしょうか。
一眼カメラの画素数は平均して2000万画素と言われています。メーカーの公式サイトを覗くとカメラそれぞれに画素数が書かれています。2000万画素と言われてもピンときませんよね簡単にとんでも無い数字なんだなーくらいに思っていてもらっても大丈夫です。
カメラと画素数の話
かなり勘違いしている方が多いのですが、画素数=画質の良さ←この公式は間違いないですが、携帯や自宅に飾る写真の表現できる画素数の限界は決まっています。画素数とは字のごとく画素の数のことです。説明されてもなんのこっちゃですよね画素とは紙にボールペンで1つの点を書いてみてくださいこれが画素です。この点が増えれば書いているものが何なのかはっきりしてきますよね?増えれば増えるほどより鮮明になり結果的に画質が上がると言う事です。
画面と写真の画素数の話
画素数とは紙に書いた点だと説明をしました1立方CMの紙に点をどんどん書いて人の顔を描くとします点の数が増えるとだんだん描けるスペースが少なくなってい徐々に点と点が重なっていくと思いますこうなると小さい紙に描ける点には限りがありそれがそのままが綺麗に描ける画素数になります。もちろん紙が大きくなると点の数も多く必要になってきます。なので携帯で写真を見るならばそれほど画素数は必要ないのです。一眼カメラの画素を最大限引き出すなら超巨大ポスターが必要になりますね。
まとめ
ここまでいろいろ説明してきましたが画素はそれほど多きものは必要ない、小さいけど最近のカメラ画質はすごく綺麗なのです一眼カメラと携帯カメラどちらで撮ったのか違いが分からないほどの時があります。それほど近年の携帯カメラの画質は上がっているのです。最近カメラマンが増えた分他者との差別化を図れるかもしれません。何事もですが走り始める第一歩が必要です。もしカメラが欲しいなら携帯写真の知識を身に着けてからでも遅くはありません。